とぅでいのじゆうちょう

バイクでおぎゃる異常男性のブログです。対戦よろしくお願いいたします。

レンタルバイク耐久レース(Let's レン耐)に出てみた話

 

ハッピーアイテムが壊れたので初投稿だッピ!

ボチボチ春が近づいてきたと思ったら寒い日が続きバイク乗る気になれないのでブログ更新します。
今回は昨年9月にLet'sレン耐!(以下レン耐)に出てきたお話です。
5000字オーバーですのでお覚悟を。
こちらは前回書いたSUGOミニモトよりも初心者にちょろやさC耐久レースになりますのでバイク無いけど気軽に耐久レースしてみたい人は参考にしてどうぞ。

today-m9.hatenablog.com


レン耐とは?

rentai.takuma-gp.com

まずレン耐についてざっくり言うとライセンス不要なのはもちろん、バイクすら要らないというほぼ手ぶらで参加できちゃう凄いバイク耐久レースです。

詳細はHPを参照してクレメンス。
レン耐の特徴は
・ライセンス不要
・初心者や女性ライダーにやさしい特別ルール(ダブルペリア式等)で参加チーム全員に入賞出来るチャンスがある
・バイクやツナギもレンタル可能なので準備がほぼ要らない
・全国各地のサーキットで定期的に行われている

見てもらってもわかる通りめちゃんこハードルが低いです。
バイクを準備する必要が無い上に、完全初レースメンバーのチームでも入賞出来るチャンスは十分あるのはとても魅力的です。
そんなわけで最近自分自身サーキット遊びに熱が入りレース出てみたいと思ったのと普段一緒に遊んでいるツーリング仲間(ホモ)でサーキットやジムカーナをやっているお兄ちゃん達に声を掛けたらホイホイ来てくれそうなので参加してきました。みんな暇人で助かる(無礼)(クソデカブーメラン)(独身男性特有のフットワークの軽さ)


エントリーについて

第一関門であるメンバー集めも日頃の行いのおかげで無事4人集まり我々「YMTM Racing」(命名)は準備を進めました。
ちなみに今回参加したのは去年の9/5に日本海間瀬サーキットで行われた「grom125変則3時間耐久クラス」のエントリーになります。他のサーキット,クラスでのエントリーもほぼ同じだと思いますが参考までにお願いします。

エントリーするにあたり必要なのは以下の3つ
①金!金!金!(エントリー費)
②保険について
③装備品+書類

①金!金!金!(エントリー費)

世の中何するにしてもまずは金(ゲス顔)
基本のエントリー費は1チーム(3名)で42,000円~になっており1名追加につき+5,000円される仕組みになっています。
加えて様々なオプションが有り
・レース前に行うレース初心者の為の初心者講習費:2000円/1人
・サーキット走っているかっちょいい写真を後日頂けるフォトサービス:1000円/1チーム
・ツナギのレンタル:10,000円/1着
等で多少の前後があります。

今回は
(エントリー費4名分:47,000円)+(初心者講習代4名分:8,000円)+(フォトサービス代:1,000円)=56,000円/1チーム。1人あたり14,000円になりました。
バイクも用意されて3時間もバイクでわちゃわちゃ出来るならめっちゃ安いです。

ちなみにエントリーはネットのページからチーム単位で行うのでメンバー各自で記入する必要は無く、取りまとめ役が全員分記入する必要があります。
完全に身内同士のエントリーなら問題無いのですが、Twitter等の知り合い同士で参加する場合は個人情報の取り扱いには十分注意してどうぞ。
エントリー2週間前になるとメンバー追加する際に追加料金がかかるのでその点も注意。

②保険について

次は保険。自身で生命保険や損害保険入っている場合は加入しているか確認できる書類を用意しましょう。自身で保険加入してない場合は以前のSUGOミニモトの時にも触れたRSM保険というレン耐以外のレースに適用できる保険に加入するのが手っ取り速いので登録しましょう。RSM保険の手続きには少し時間かかるので早めに手続きを済ませた方がいいです。年間約3000円ぐらいです。ちなみに保険の都合上春先に加入更新したほうがお得です。これだけはおふざけ無しで重要なので忘れずに。

www.ridingsport.com

③装備品+書類

次に当日持っていく物ですがマストなのが以下の物
・ヘルメット(フルフェイス)※MFJ推奨
・ツナギ
・ブーツ
・グローブ
・プロテクター
・書類関係
サーキットのスポーツ走行する装備を準備すればまず大丈夫です。
バイクが要らないので工具だったり前後スタンドやタイヤウォーマー,発電機等を車にぶち込む必要が無いのはアーサイコサイコ…
ちなみにヘルメットはMFJ公認メット推奨ですが自己責任でツーリングで使っているフルフェイスも大丈夫でした。ジェット、システムヘルメットは×。
ツナギやブーツなどの装備を持ち合わせていなくともレンタル可能(有料)らしいのでフルフェイスのメットが有れば何とかなりそうです。

書類関係の詳細は後述しますがエントリーが完了すると案内のメールに当日必要な書類が添付されるので忘れずに印刷して持っていきましょう。ハンコとサインも忘れずに。他の書類(ブリーフィング資料,ピット&パドック図)はRSのマイページで見れるので印刷するかPDFを画像に落としてLINE等でメンバーとシェア(意識高め)しておくと楽だと思います。

更に追加であればいいかなと思い持参したものは
・折り畳みテーブル,イス
・スポットクーラー
・サインボード(ホワイトボード)
・クーラーボックス

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開催されるサーキットのパドック状況によりますが快適装備はあるとかなり違います。普段ツーリングしているプロライダーの皆様ならある程度耐性あるかと思うけど特に夏場は屋外にずっといることになるので熱中症対策は万全に。f:id:TodayM:20211229150901j:image
ちなみに個人的にあって良かったのはサインボード。折角の耐久レースなのでホームセンターで大き目なホワイトボードを準備しました。主にピットインとペースアップのサインぐらいしか使いませんでしたが実際雰囲気出てワイワイ出来るいいアイテムだと思います。
次回があるならボードにチクチク言葉を書いてクソボードを出すのやりたい(品性:×)

レース当日

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迎えたレース当日。今回決戦の地である日本海間瀬サーキットは名前の通り日本海が目と鼻の先にあるサーキットで道幅はそこまで広くはありませんがミニバイクなら十分で、ストレート区間が長いのでアベレージスピードは比較的高めなサーキットです。バックストレッチから日本海を眺めながら全開で走るのはきんもちもち。

天気にも恵まれ絶好のレース日和になりそうだし今日も1日頑張るぞい!

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当日のタイムスケジュールはこんな感じ。
3時間耐久と言ってもぶっ通しでは無く午前と午後の2ヒートになっており、午前中のレース結果をもとにダブルペリア方式のハンディを付けて午後のレースを得て順位が決定します。この日はCBR250Rのドリームカップも同時開催されていました。

7:15~受付

レース日の朝ははやい(至言)
朝起きるのがつらい成長期乳児(社会人)にとって早起きは辛いですが世の中そんなに甘く無いから遅刻せずにIKEA
ここで必要な書類は以下4点。
・参加受理書(チームで1枚)
・参加受理書&参加契約書(1人1枚ずつ)
・コロナ対策問診票(1人1枚ずつ)
・ブリーフィングチェックシート(1人1枚ずつ)
上記資料はすべてメールとRSのマイページからダウンロード出来るので印刷して記入箇所すべて記入しておけば問題ありません。
ブリーフィングチェックシートには事前にyoutubeに上がっているブリーフィング動画を視聴しないといけない項目がありますので必ず視聴しておきましょう。

7:50~ブリーフィング

受付済ませたら荷物をピットへ移動して全体のブリーフィングです。
コロナ対策でfacebookのページでオンライン上で行われましたが重要なお話なのでしっかり聞くべし。

ちなみにレン耐オリジナルルールが何点かあるので一部抜粋して簡単に説明します。
・転倒時はその周に即ピットインし事務局テントで5000円課金
→練習走行でも適用されます。マシンの破損状態によっては追加課金あり。あくまでエンジョイレースなので無転倒無事故無課金で乗り切りましょう。

・ピット回数はチーム平均体重によって決まり1回の連続走行時間は原則5分~30分以内
→かなり厳密にチェックされるらしいのでメンバーの事前体重申請は正直にしましょう。ライダーの体重が軽いほどピット回数は多くなります。

ミニゲームは3の倍数のピット回数時のみ

→レン耐の醍醐味のミニゲームはピットアウトするライダーのみ行います。
お題クリアするまでピットアウト出来ないのと後続のバイクはミニゲームの有無に限らず追い越しは出来ないので前方でゲームしている場合は終わるまで待たなければならないので連続走行時間オーバーならないように注意。

・ぺリア(ダブルペリア)式ハンデ

→ちょっとややこしいけど初心者チームも一発逆転がアリエールのがこのハンデ。詳しくは参加してブリーフィング資料を見て欲しいんですが運が良ければトップとの周回差+α(周回差×0.5)がレース後に貰えるという仕組み。
例えばレースの半分終わった時点(1ヒート終了時点)でトップと10周差あった場合に運よく起点チームに選ばれればタダで15周貰えちゃいます。

・女性ライダーを巻き込んで転倒させた場合は一発失格

→どんな状況であっても転倒させたら即失格です。男に二言はないです。男はつらいよ(名作)

他にも色々ルールがあるのでよく確認しておきましょう。

8:10~初心者講習座学&実技

これはレース初心者に向けての講習で我々「YMTM racing」はサーキット走行経験はあるもののメンバーほぼ全員が初レースで間瀬サーキット自体走るのもはじめてなので初心者講習を受けました。
全て座学だけの講習だと思ったら先導車付きで全員車両に乗ってコースの完熟走行しながらピットイン&アウトの練習を行えるので心配な方は受けて損は無いかと思います。この後20分の練習走行もありますが1人あたりの時間も限られているし、このgrom125は市販車モデルとは違うレーサーなのでクラッチのつながりが極端に遠かったり、車両の特徴をつかむためにも結果的にいい課金でした。

9:45~練習走行20分

レース前の練習走行です。
前述したように20分だけなので1人あたりの練習時間はメンバーが多いほど減るのでしっかり自分のコンディションと限界を短時間で見極めましょう。この練習走行も転倒すればペナルティ発生するので無理は禁物です。

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順調に練習走行も終えマシンとコースに慣れたところでいよいよ第1ヒート目ハイ、よーいスタート(棒読み)

10:30~第1ヒート目

耐久レースお馴染みのル・マン式スタートを任された第1ライダーはアスカ君。

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初めてのスタートなのに抜群のスタート決めてホールショット。やるやん(賞賛)

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続いての第2ライダーはこのチームの”長”ことう゛ぇるたま兄貴
丁寧丁寧丁寧に(新宝島)安定した走りで周回し次の走者へ

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第3ライダーはチーム最年少中免君
ジムカーナで鍛えた鋭いツッコミで果敢に攻めてました。

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わし(0歳)。説明不要な社会不適合者
自分の走行でピットイン3回目だったのでミニゲームを受けました。
ミニゲームの内容は玉入れ(3色の球を傾けて分けるやつ)でした。グローブ付けたままでの作業でしたが天才的センスで10秒くらいで終わりました(自画自賛)

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我々のチームはチェッカーを含めないで合計8回のピットインをしなければならないのでアスカ君に4回目のライダー交代しひとまず無事第1ヒート目チェッカー。

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レース半分が終了しての我々の順位は6台中5位でトップとの周回差は2周。
そして期待していたぺリアハンデはなんと+3周(ご満悦)
やったぜ。


13:30~第2ヒート目


昼休みを挟んで続く第2ヒート目
スタートは我らチーム長のう゛ぇるたま兄貴から

第1ヒート目に続いて見事なスタートでホールショットをゲット。

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そのあとは2回目のミニゲームで日本地図パズルを埋められずピット渋滞を作ったクソ雑魚知能赤ちゃんが1名いましたがメンバー全員が安定した走行で無事無転倒ノーペナルティで第2ヒートもチェッカー受けました。

レース結果

さて気になる初参戦の初心者チームの結果は…

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なんと総合4位!(6台中)
正直ビリも覚悟していましたがぺリアハンデの恩恵もあって地元のベテランチームとの差もあまり広がらずいいレースになりました。

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そして今回初参加チームの中で1位(初チームはワイらだけ)とこの日の特別賞トロフィーまで頂きました。まさか初参加で3つもトロフィーや赤キャップも貰えるとは思わなかったので素直にうれしい…(ニチニチ)


まとめ

今回初めて仲間内でレン耐に参加したわけですがとても楽しかったです(こなみ)。
以前の記事でミニモト出場した時にも意外と敷居が低いレースは探せばあるなと思いましたが今回のレン耐はサーキット走行をやり始めた人でレースの雰囲気を気軽に体験するにはとってもいい耐久レースだと思います。何より車体を準備する必要はないし、レース未経験の人もしっかり楽しめるルールや環境作りがよく考えられているなと身をもって感じました。特に参加チームが少なくともしっかり6位まで表彰がありトロフィーを受け取れるのはいいポイントだと思います。小さい成功体験かもしれませんがこれを出来るだけ色んなチームに経験して欲しいというコンセプトがあるのかなと感じました。
ワイワイガヤガヤするのが目的なレースなので和気藹々とメンバーと協力して完走を目指すというだけでも楽しいので是非とも興味ある人は1度参加してみて欲しいです。