とぅでいのじゆうちょう

バイクでおぎゃる異常男性のブログです。対戦よろしくお願いいたします。

SUGO MINI+MOTOチャレンジシリーズに出てみた話

あーねんまつなので初投稿です。

相変わらずのクソ更新を許してください。なんでもはしません。
でも許してください(図々しいゴミ)

前回更新から今まで色々な事がありましたがやる気が出ずため込んでしまったのであーねんまつねんしにかけて今シーズン(主にサーキット遊び中心)を振り返りながらちびちび放出していきます。あとブログのタイトル変えてみました。意識低い幼卒ブログをよろしくお願いします。

今回はSUGO MINI+MOTOチャレンジシリーズ(通称SUGOミニモト)というSUGOの西コースで行われている草レースに初心者ながら初レースデビューしたのでそのお話です。長編です(5000字オーバー)
完全にバイク初心者(サーキット2年目ツーリングライダー)目線で書くので自分と同じくサーキット遊びの延長線上でレースしてみたい人の参考にしてどうぞ。そしてエントリーしろ(本音)


SUGO MINI+MOTOチャレンジシリーズについて

www.sportsland-sugo.co.jp


まずミニモトってどんなレースか?簡単に言えば初心者でも気軽に参加できるレースで参加クラスはロードバイクからモタードまで幅広く、多種多様なバイクが参加できるため色んなバイクが見れるレースです。参加資格もMFJライセンスが不要でライディングスポーツメンバーに加入するだけ(スポーツ保険)、エントリー費用もクラスによって多少の違いはあれど大体7000円前後なので年中金欠のライダーにもやさCハードルの低いレースとなってます。
でもいくら初心者でも参加できるとは言え大変なんでしょ?(無垢)
と自分自身難しく考えていたのですがトランポ等の装備が充実してきた(建前)サーキット遊びに調子乗ってきた(本音)のでエントリーしました。

ライディングスポーツメンバー加入

エントリーしないと何も始まらないので参加申込から
先ほどMFJライセンスが不要といいましたが保険適用するためにライディングスポーツメンバーズ(以下RSM)に加入しなければなりません。

www.ridingsport.com

RSMの加入には年間約3000円ほどかかりますが今回の菅生ミニモト以外にもレンタル耐久や埼玉にある桶スポのスポーツ走行やSSキラーズにも適用される保険なので興味ある人は加入して、どうぞ(誘導)
登録はオンラインで完結でき指示に従っていれば特に問題なく登録出来ますがこの後のレースエントリーや当日の受付で会員証の提示(スマホでのオンライン表示)が必要になるのログイン情報はすぐ出せるように控えておくといいです。

②エントリー

RSMの加入が済んだらミニモトの参加申し込みです。
参加したいクラスを選んで必要事項をパパパッと記入して終わり!
4クラス17カテゴリーも用意されているので好きなクラスを選びましょう(レース成立するとは言ってない)

自分は4st250cc2気筒以下まで参加できるRD4ツインクラスにエントリー完了です…
エントリーページは指示に従って記入するだけです。少々わかりづらいですが…
後日菅生から書類関係が届くので、当日に持っていく書類(車両情報,申し込み受理書等)を忘れずに。

③車両準備

あとはレース当日までバイクをレース規定に則り車両整備をやります。

ハードルの低いレースなだけあってレーサー車両を準備しなければならないわけではなく普段街乗りしている市販車でも参加できますがいくつか規定があるので車両の準備をしていきます。
車両規定をよんで絶対にやらなきゃいけないメインの整備はこの2つでした。
・ドレインボルト類のワイヤリング
クーラントを水に交換

www.sportsland-sugo.co.jp


ワイヤリング

5)オイルフィラーキャップ、チェックボルト、ドレンボルトには有効なワイヤーロックを施す事。また、ブレーキまわりに関しても、ボルトやパッドピンにワイヤリングを施すことを推奨する。
※規則書第47条から

レース出ない人でもサーキット走行する人であればほぼマストなワイヤリング。
ツーリングや街乗りする人からすると無縁なワイヤリングですがボルトの締め付け忘れや緩んでしまうリスクは大幅に減るのでやってみてどうぞ

僕自身初の試みなのでやり方を調べましたがこれといったやり方は無く車種や人それぞれでんにゃぴ…そうよくわかんなかったです(率直)
とりあえずワイヤのテンション方向に気をつけてやってみました。

f:id:TodayM:20211225230943j:plain準備したものはM6ボルトに友締めする穴空きのプレート,キタコのドレインボルト,ワイヤー,ツイスター。加えてステンレスバンドを用意しました。

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まずドレインボルト側
オイルパン下のネジにプレートを友締めしてそこにワイヤーを通しました。

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オイルフィルターはフィルター本体にステンレスバンドをつけていい感じのところにワイヤーリング。
てか汚すぎワロチ(笑えない)

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キャップ類は適当に穴を開けて友締めプレートを付けてこんな感じに

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グリップにもワイヤーリングやりました。
これだけでもサーキット走っている雰囲気が出てきていいゾ~これ

クーラント交換

6) ラジエターにクーラントが入っている場合は、水もしくは水とアルコールの化合物に交換しておく事。(ワコーズヒートブロック、ケミテック等
※規則書第47条から

次はクーラント交換
公道を走る上ではLLC(不凍液)を入れるのが普通ですがサーキット上でクーラントが路面に漏れた場合転倒につながる恐れがあるため車両には不凍剤が入ってない純水やサーキット専用クーラントに交換する必要があります。

水道水でも最悪大丈夫みたい(錆びないとは言ってない)ですが僕は無難にワコーズのヒートブロックを入れました。

交換はクーラントドレインを外して,何回か水を流して出来るだけ中のLLCを取り除いて最後にヒートブロック補充&エア抜きして終わり閉廷!(写真はありませんごめんちゃい)

f:id:TodayM:20211226214726j:plainあとは希望した「89」のゼッケンをカッティングシートでちまちま切り取ってペタリ
これだけで283馬力アップです(パーフェクトコミュニケーション)
更にヘッドライト以外の保安部品を外しFブレーキ側のレバーガードを付けてなんちゃってレーサーの完成です。

あとはレース当日を待つのみ。
頼むから晴れてくれよ…(フラグ)

第1戦目

記念すべき人生初レースはGW中の5/2(日)

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天気は前日の練習日は雨で走れなかったけど当日の練習は何とかドライ路面で走れそうやんけ!
ひとまず焦らずにレース準備を進めます。

f:id:TodayM:20211226201756j:plain上がタイムスケジュールの例です。
当日の準備でやらなきゃいけないのは参加受付受付(書類,ライスポ保険の確認)→SUGOの3馬力アップ高級ガソリン(180円/ℓ)を5ℓ分購入→車検→発信機の取り付け&最終確認という流れになります。

特に難しい事は無いですが車検時にバイク以外にも装備も確認されるので
ツナギ等を持ち運ぶクソデカバックと運ぶのを手伝ってくれる人がいると楽です。

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バイクをじっくり見られながらも無事合格のステッカー頂きました。
これ貼ってあるだけでレーサー感あってすこ

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あとは予選走るまでゆっくりするだけですが何か曇ってきましたね…
降るんじゃねぇぞ…(団長)



初レースなのにどうして…(悲しみ)
菅生の天気が荒れるのはよくある話だけどまさかここまでとは(一敗)
こんな路面でスパコルで走ったら1コーナーでイケます。むりくぼなんですけどぉ…

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f:id:TodayM:20211226010126j:plainてなわけでレインタイヤ借りてを現場で急いで交換です。
タイヤ交換はこの時まだ慣れておらずサザンで知り合った知人に道具を借りた(レインタイヤも)どころか当日に西コースに来てた周りの皆さんにお手伝い頂いて何とかレースが出来る状態に。
今考えるとホント一人では無理でしたね…当日はありがとうございました。

初レース,初コース,初レインタイヤと初めて尽くしでレースは攻めることよりも無事転倒せずに走りきるのを目標にコースin。

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写真:アスカ兄貴

レースは終始サーキットツーリングをしてひとまず無事チェッカー
初レインタイヤの感想としてはゴムが熱が入ってない状態でも結構ベタベタしているためこの雨量の中でも思ったよりもグリップ感ありましたが正直いつ裏切られるか怖くチェッカーを早く受けたい一心で走っていたため余裕はなかったです(こなみ)
この菅生西コースはドライでも元々滑りやすい路面で雨の日はもっと滑りやすく他クラスのレースで転倒している人が沢山いて見ている方は正直スリリングで楽しかったです。走っている方は生きた心地はしないんですけどね初見さん。
やっぱりツーリングもサーキットも天気のいい日に走るのが一番やなって…(しみじみ)

第2戦目

次回こそはドライ路面で走りたいと願い迎えた6/6の2戦目。

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前日の練習でまともに西コースを走ることが出来てひとまず目標の50秒切り達成。そして当日の予選は更にタイムアップしてついに48秒台をマークして上々の滑り出しでした。

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写真:ドンキー兄貴

決勝レースは無難にスタート決めて順位を死守しながら前の車両について行きたかったですが全く手に及びませんでした。
自分より前の車両が47秒台マークしているのであと1秒以上詰める必要があるのは課題ですね…

それよりも西コースのドライ路面をまともに走れたのは気持ちええんじゃ^~
いつも走っているサザンサーキットとスケールは変わらないですが、国際カートコースだけあって路面は荒れてないし高速コーナーが多くサザンの走り方とは違う走り方をしなければならないので最初は戸惑いましたが慣れるとスピード感があってきんもちのもちち。

ただ、ドライでも滑りやすいのか最終コーナー立ち上がりで初めて軽いハイサイドを経験して非常に怖かったです(ビビり)

第3戦目

続いて行われた9/19の三戦目。
レースウィークの木曜日にコロにゃんワクチンの2回目摂取して副反応にビビりながらもそこまで酷くならず元気よく日曜日に寝坊しながら出陣です。

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今回はクソ重いヘッドライトユニットを撤去し、リアタイヤだけ状態のいい中古に変えて前回よりもタイムアップを狙い挑みました。

f:id:TodayM:20211226174504j:plainがしかし予選は49秒止まりの5台中4番手。
でも49秒台に3台僅差なので決勝はうまく絡んで上に食い込めてぇなと思い
いざ決勝へ

www.youtube.com



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レースはスタートから4コーナーまでの高速コーナーでインを取られてオープニングラップは最後尾から。挽回図るも離されないようについていくのがやっとで最初の数週は付いて行くだけ。少し落ち着いて相手よりも8コーナーから9コーナーの区間で差が詰まるのが分かったため8コーナーを立ち上がり重視でクリアし9コーナーのinでパッシング成功。そこからペースを上げて48秒台にも何とか入れるも前に届かずそのままチェッカー受けて4位でした。

予選よりもタイムは上がったけど自分の中ではかなり攻めてるのにタイムは出てなく第2戦目の方が速いのはどうして…(困惑)
ちょっと府に落ちないまま帰って車載映像見返してみればそれもそのはず…

モードセレクターがsport+になってないやん!


あほくさ(呆れ)
もしsport+にして3位に入るチャンスがあったと思うと素直に悔しいですが、序盤に絡んで順位争いする事出来てレースの楽しさを実感出来ましたね。


1年参戦してまとめ

率直な感想としてはどのレースもいい経験が出来ました。
成績は決してよくはありませんがレースのハードルも思っていたよりも低くサーキット2年目の僕でも楽しめたので来シーズンも是非とも参加したいです。

レースに出るとなるとどうしても順位や成績を意識して好成績じゃないと面白くないと言う人もいると思います。もちろんレースでトップを目指すのは大事ですが一般社会人が趣味の範疇で草レースに出る場合は他の部分での楽しみを見つける事も重要だと感じました。
現地で新しい知り合いが出来たり、上手い人からサーキットの攻略&バイクのセッティング話を聞けたり、後はレースの雰囲気を味わうだけでもとても有意義なレース日を過ごせました。
特に自分の場合は初レースの第1戦目は初めての事ばかりで車検だけでも大変なのに雨が降って現地で周りにいた方々を巻き込んでワチャワチャしてタイヤ交換したりなど忙しかったですがとても思い出に残る良い経験になりました。

ただ残念な事にこのレース参加台数がめっちゃ少ない(悲しみ)
このSUGOミニモトに近いレースとして桶川のSSキラーズがあるけど比べてしまうと盛り上がりはイマイチ。それに加えて常連で参加している人のレベルもそれなりに高く草レースデビューする新規参戦者にとっては参加しづらいのもあるでしょう(俺もソーダッタノ)
SSキラーズにはタイム基準でのクラス分けが実施されているので是非ともSUGOミニモトもクラス分けを見直して欲しいところではありますがそもそもの参加者が少ないとそれすらもままならないのが現状なんですかね。

カートコースではありますが国際規格のコースを走れるレースでその気になれば自走でも参加出来るレースではあるし、ライセンス不要なので興味ある方は是非走行会気分で参加して欲しいです。レースに出るのはちょっと…って人もミニバイクからモタードのレースが見れたり西コースを体験走行(無料)も出来るので是非とも来シーズン足を運んで見てください。お願いします。てか来い(迫真)


※菅生からお金を受け取ったり一緒に寝たりして書かされていません。